OB税理士（その３）

OB税理士

税務調査の対応は長けているとは思いますが、私は税理士の仕事は税務関係（税務相談、税務申告）は３割で、残りの７割は経営助言だと思っております。

その点、OB税理士はややもすると税務署にくらいついてああだこうだと噛み付いていくことがあります。みっともない上、決して納税者（顧問先様）のためにならないことが多いですよね。

永年税務署にいると税務のみ近視眼的になり、本来の目的を外れて行くような気かがします。
気をつけなければ

（アステア税理士法人　税理士　千田基史）
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OB税理士（その２）

OB税理士、つまり国税局、税務署に一旦身をおいて退職し資格を得た税理士。

税務調査に限って言えば流石に非OB比べれば対応の仕方が違いがあります。

つまり「さじ加減」です。
調査の隠れた目的、調査の展開、税務署の内部処理等で調査着手後どんな調査の広がりとなるのかはやはり税務署側にいた人間でないとわかりません。

私にも非OBの先生から「こんな時はどこまでどうやればいいのか？」とよく電話がかかってきますので私の経験を踏まえお応えしています。

これからも税務調査対応で元調査官としての経験を皆さんのお悩みにどんどんフィードバックしていきたいと思っています。

（アステア税理士法人　税理士　千田基史）

OB税理士（その１）

OB税理士、国税局を退官して税理士の資格を取得したセンセのこと

私です。
でも大きく2つのタイプに分かれます。

ひとつは国税局を定年まで勤務して辞めた方、
もうひとつは、定年まで勤務せずの23年以上勤めて資格とって辞めた方。
（国税の職場に23年いると税理士の資格がもらえます）
私は後者。私は全部で25年勤めて、そして退官しました。

前者と後者では、全く毛並みが違います。
定年まで勤めて税務署長レベルで辞めると、昔はいろいろそのネームバリューから引き合いがきてました。

昔はそんなセンセが税務調査でも遺憾なく力を発揮される場合がありますが、今はもう神通力がそれほどない方がほとんどですね。

私も現役時代に税務調査の最中に昔話に花を咲かせ、調査官を部下みたい扱い方にするセンセを見てきましたが、今はむしろ反感を買い、調査官が躍起になって攻めてきますよ。

要は、きちんとした税務調査対応力があるかないかではないでしょうかね？

（アステア税理士法人　税理士　千田基史）

　

ヌンチャク君、高野連から「余計なパフォーマンスするな」

高校野球の地方大会が佳境を迎えておりますが、ちょっと違った意味で注目されているのが「埼玉のヌンチャク君」。日本はおろか海外でも絶賛されているパフォーマンスが埼玉高野連が「余計なパフォーマンスするな」って注意を与えるそう。

バットをヌンチャクのようにすごい勢いでアクロバットに振り回してますが、これはスゴイ！！

案の定、ガッツポーズさえも許さない埼玉の高野連がこのパフォーマンスを見逃すことはなかった。主審さえ注意しなかったのに動画で有名になったから後から注意して、その理由は遅延行為と危険行為だって。

なんとも”ちっちゃ”ってかんじですね。３年最後の大会で代打ででてこれぐらいいいじゃないですか。
私も小学校から高校まで野球をやっていましたが、これぐらいいいかなと思いますけど。

（アステア税理士法人　税理士　千田基史）

税務署の7月って？

25年間務めた国税では7月は事務年度境の月です（国税は7月始まり翌年6月に終わる事務年度）

現役時代にやはり気になるのは7月3日の異動内示です。
7月10日に異動の辞令を受けて約2週間内で次の局・署に家族とともに転居してきます。

内示の日は朝からソワソワしていといろと妄想して異動すのかしないのか、異動になるなら異動先はどこか。

昇進するのかしないのか、家族のためにいいところに行けたらいいけど、ど田舎の税務署になったらどうしようか。

なんて、いろいろとキゼワな月ですよね。

7月は事務年度の最初の月であり、調査が本格的になる月でこれから半年間の調査は気合が入ってます。

みなさん、気をつけてくださいね。何に気をつけるかって？！？！

（アステア税理士法人　税理士　千田基史）

http://asteer.or.jp/

超高価な新国立競技場、見直し

2020年の東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる「新国立競技場」について、安倍総理大臣が総工費2520億円の削減に向け、計画を見直す検討に入ったこととのこと。

新国立競技場を巡っては、2本の巨大な鋼鉄製の「キールアーチ」などが総工費を押し上げ、当初の予算を900億円以上、上回り、2520億円。

発表のタイミングが安保法案採決時で狙ったものですかね。

とりあえず、基は税金ですから、長期間使用できて日本として誇らしいデザインで維持費のかからない「ちょうどいいもの」を作ってもらいたいですね。

（税理士　千田基史）

話題の音声朗読 オーディオブック！スマートフォンから簡単に利用でき、febeを筆頭にサイトも充実してきましたね
みなさんもう利用してますか？
隙間時間や就寝前はKindle、ランニングや車中は音楽やPodcast、と使い分けている私ですが、その時々の気分でチョイスできれば、
ウォーキングも楽しくなるかな(^^)
しかし、割高というのは何だか解せないですね。むしろ割安にしたら一気に利用者は拡がると思うのですが、、、、

（アステア税理士法人　税理士　千田基史）

「セッション」

アカデミー賞3部門受賞っつうことで妻に誘われて観に行った「セッション」。

観終わった時は放心状態。終わり方にしかり、いろんなところに観た方の解釈がありそうな、観てヘトヘトとなった音楽映画でした。エンドクレジット後、考えれば考えるほどジワジワ感のあるものでしたね。

（税理士　千田基史）

日本のスパコン「京」が世界１を奪還

前回２位だった「京」が７月１３日に発表されたGraph500ランキングで１位ぃぃい。
嬉しいですね。

今の評価のためのプログラムが、スパコンの利用実態と合わなくなっているので、評価機関内で見直しがかかってる、という話。その見直しで、順位が上がったのだから、京が、使われ方に適した仕組みになっている証拠ですかね？
ランキングをみるとベンダーがほとんどIBMなんだけど、ひときわ富士通１位、光ってます。

今後、「京」で税の分野で申告も税務調査もマイナンバーを基幹として構造が変わるかも(^^)

（税理士　千田基史）

保険金の使徒を生前に指定

　日経によるとプルデンシャル生命保険は、契約者が保険金の受取人などを生前に決める生命保険信託の専門子会社を９月にも設立するとのこと。

　既に国内では2010年に生保信託の取り扱いが始まっていましたが、手数料の高さや加入要件の厳しさから普及していませんでした。そこで新会社では手数料を抑え、少額の保険金でも契約を可能にして、需要を掘り起こすとのこと。

　保険金を一時金か年金として受け取る一般的な生命保険と異なり、生保信託では受取人や受け取り方法をあらかじめ指定しておくことができます。

　例えば契約者が亡くなって信託会社が子供達に毎月いくらずつと決まられ、子どもが大学に入る年には多めに保険金を受け取れるようにするなどきめ細かな設定が可能だそうです。

　被相続人に「遺志」が死後も伝わるツール。使い勝手がよくなったみたい。

東芝の不適切会計の２つのポイント

アステア税理士法人の千田基史です

不適切会計って言葉が横行しています。簡単に言うと「粉飾」ですよね。粉飾。

ポイントは２つ
１つ目は東芝が委員会設置会社であったこと、２つ目は監査法人は何をやっていたのかということ

東芝といえば「委員会設置会社」制度が導入されるといち早く取り入れ、３つの委員会でしっかりと厳しい目で経営者をガバナンスしていたはず。でも箱だけ作って機能はしていなかったのかな。

また、監査法人は東芝級になると目が飛び出るぐらいの監査報酬をもらっていると思われるので１００％東芝が責任だとするのではなく、それを許した監査法人に責任論はでてくるでしょうね。

私が国税局で税務調査していたときは粉飾ってあえて多く納税していたので歳入庁としてはなんとも手付かずでしたね、、、

ジョコビッチ全英２連覇

フェデラーに勝ってほしかったなあ

序盤戦はフェデラー、いけるかなと思ったけど、さすがナンバー１のジョコビッチの方が明らかに上でしたね。
それでもフェデラーのスウィングフォームはかっこいいです。

クラウド会計

アステア税理士法人の千田基史です。

日経新聞の広告に「10年後も勝ち残る会計事務所の経理革命」とうたってクラウド会計の徹底活用とありました。

私もアステア税理士法人設立以前からもちろんクラウド会計を導入しています。

でも、これってクラウド会計はあくまでも入力手段を増やし、今どきのインターフェイスを優しくしたものです。

モチロン、これって非常に有効なものですが、会計事務所としてチカラを入れるのはやっぱ、「どこに手を打てば利益がでるか」「どこに手を打てば利益がのこるのか」ですよね。