2015年9月29日火曜日

所得税の不正還付

 日経新聞によると東京や大阪などに住む二十数人が、納め過ぎた所得税が還付される制度を悪用し、虚偽の確定申告書を税務署に提出して、2012年までの5年分で計約4千万円を不正に還付請求していたことが27日、分かった。うち数百万円は実際に還付されていたとのこと。

東京国税局は、不正の手口を指南していた都内の50代の男性会社役員や還付請求者らを詐欺容疑で刑事告発することを検討している。

関係者によると、請求者らは個人事業主を装い、請け負った仕事の発注者に所得税を多く源泉徴収されたとするうその書類を税務署に提出。還付金が入ると、4~6割を手数料として指南役の会社役員に渡していたという。

13年の確定申告で東京国税局が虚偽申告を見つけ、不正が発覚。請求者らは同国税局などの税務調査を受け、重加算税など数百万円を追徴課税されたもよう。



熊本の税理士 元国税調査官 税務調査対応 記帳代行 経営計画 医療経営 農業経営 アステア税理士法人 税理士 千田基史

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