2015年7月16日木曜日

保険金の使徒を生前に指定

 日経によるとプルデンシャル生命保険は、契約者が保険金の受取人などを生前に決める生命保険信託の専門子会社を9月にも設立するとのこと。

 既に国内では2010年に生保信託の取り扱いが始まっていましたが、手数料の高さや加入要件の厳しさから普及していませんでした。そこで新会社では手数料を抑え、少額の保険金でも契約を可能にして、需要を掘り起こすとのこと。

 保険金を一時金か年金として受け取る一般的な生命保険と異なり、生保信託では受取人や受け取り方法をあらかじめ指定しておくことができます。

 例えば契約者が亡くなって信託会社が子供達に毎月いくらずつと決まられ、子どもが大学に入る年には多めに保険金を受け取れるようにするなどきめ細かな設定が可能だそうです。

 被相続人に「遺志」が死後も伝わるツール。使い勝手がよくなったみたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿