2015年8月26日水曜日

個人型確定拠出年金、加入者21万人超

個人で年金資産を積み立てる個人型確定拠出年金(DC)の加入者が増えている。3月末時点の加入者数は21万2944人と2014年3月末から16%増えた。転職先に確定給付年金や企業型DCといった企業年金制度がなく、「個人型DCに切り替える人が増えている」(国民基金年金連合会)という。
 個人型DCは個人が掛け金を出して、株式や投資信託、保険商品など運用商品を選ぶ。運用次第で受け取る年金額が変わるのが特徴だ。掛け金は全額所得から控除され運用益も非課税になるなど、節税しながら年金資産を築くことができる。
 現在は自営業者や企業年金に未加入の会社員しか加入できないが、政府は17年1月から専業主婦や公務員も対象に加える方針。これで加入者の増加に一段と弾みがつくと見込まれています。

アステア税理士法人 税理士 千田基史) 

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